デッカいスピーカを自分で作って楽しもう。バックロードホーンエンクロージャ組立キット(WP-SP101BH)の製作記録5 はんだ付け編

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共立電子産業
バックロードホーンエンクロージャ組立キット(WP-SP101BH)
を製作しました。

▲前回までの投稿

スピーカーの自作キットです。
私が製作していく過程をご紹介します。

以下に示す作業、内容を行ったことに伴う
すべての何らかのトラブルや損失・損害等について当方は一切責任を負いません。

製作手順

ターミナル、スピーカユニットを取り付ける為の下穴をあける

まず、ターミナルの下穴をあけます。
ターミナル取付部にターミナルをあてがって鉛筆でネジ穴位置に印を付けます。

▲ターミナル穴位置に印をつける

2.5mmのドリルで貫通穴をあけます。

▲ 2.5mmドリルで貫通穴をあける

この流れでターミナルを取り付けてしまいたくなりますが、まだ取り付けません。
この後、ターミナル単体で先にケーブルをはんだ付けしてしまいます。

つぎに、スピーカーの取付穴をあけます。
ターミナルと同じように、スピーカー取り付け位置にスピーカをあてがいます。

このとき、スピーカー裏面のターミナル位置を下向きになるようにしたほうがいいと思います。(上向きでも横向きでも接続できてしまえば特に問題ないですが・・・)

▲スピーカーユニットを取り付け位置にあてがって・・・
▲鉛筆で穴位置をマーキングします

2.5mmのドリルで貫通穴をあけます。

▲ 2.5mmの貫通穴をあける

ターミナルにスピーカケーブルをはんだ付けする

ターミナルをエンクロージャに取り付ける前に、ケーブルをはんだ付けしてしまいます。
(エンクロージャに取り付けたあとではんだ付けするのは場所が狭くてやりにくいので)

ターミナルに予備はんだをします。
ターミナルが金メッキされていて、そのままだとはんだが付きにくそうな為です。

また、このテの端子は放熱量がある程度ありそうです。
はんだの接合温度へ素早く持っていくために熱容量の大きい3C型のこて先を使います。

▲端子へ予備はんだをする。こて先は3C型。

ケーブルの被覆を剥きます。

1cmくらいをセミストリップして、芯線をねじりながら被覆を除去します。
ねじらないままにすると、芯線がバラけてしまいはんだ付けがやりにくくなるのと、ヒゲのようにハミ出てしまったりして他の端子とショートしてしまう恐れがあるためです。

▲芯線をセミストリップして、除去します。

ケーブルにも予備はんだをします。

3Cこて先の平らな面を使って、はんだを送り込みながら手早くつけます。

▲ケーブルへ予備はんだをします

ターミナルにケーブルをはんだ付けします。

黒色の端子には水色のケーブルを、赤色の端子には透明のケーブルをはんだ付けします。
間違いのないように!

予備はんだした際のはんだがありますが、その量も鑑みて少しだけはんだを追加しながらはんだ付けを行います。
予備はんだ部のはんだを溶かしやすくするという意味合いと、糸はんだの中に入っているフラックスを使ってはんだ付け時の酸化を防止する意味合いの両方があります。

▲ターミナルにはんだ付けをします

※余談※
本当は端子穴を使って、「ひっかけからげ」をやるべきなのでしょうが、自分で使うものですし面倒くさかったので、端子にからげる事はやりませんでした。

ケーブルを通して、ターミナルを取り付ける

ターミナル取り付け部からケーブルを通し、スピーカーユニット部まで持っていきます。

この後スピーカーユニットにケーブルをはんだ付けするので、ケーブルが動くと面倒なので養生テープで固定してあります。

▲スピーカーケーブルを通す

ターミナルを取付部に取り付けます。

▲ターミナルを取り付けます

スピーカユニットを取り付ける

ターミナルと同じように、スピーカユニットの端子に予備はんだをします。

▲スピーカユニット端子に予備はんだをします

スピーカーケーブルにも予備はんだをします。

▲ケーブル側にも予備はんだをします。

スピーカユニットにケーブルをはんだ付けします。

プラス(+)の端子に透明のケーブルを、マイナス(ー)の端子に水色のケーブルをはんだ付けします。間違いのないように!

▲スピーカユニットへケーブルをはんだ付けします

スピーカユニットをエンクロージャへ取り付け・固定します。

▲スピーカユニットを取り付けます

以上でターミナル、スピーカユニットの取り付けが出来ました。

次が最後です。
吸音材を入れて、蓋をします。

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