ファミコン本体の前期後期の違い

懐古趣味

この記事は2023年8月に初稿を公開し、2026年4月に大幅リライト・更新しました。最新情報に基づいて内容を刷新しています。

ファミコン本体には前期型と後期型があり、外観では「FFマークの有無」と「カセット差込口の構造」で見分けられます。
この記事では、前期型・後期型の外観の違いと、内部構造で確認できる違いを写真付きで整理します。
なお、変更理由については推測を含む部分があるため、確認できる事実と推測を分けて記載します。

前期型と後期型の違い 一覧表

比較項目前期型後期型
本体前面のFFマークなしあり
カセット差込口青いカードエッジコネクタのみコネクタに金属カバーがある
内部のRFまわり金属シールドなし金属シールドあり
見分けやすさ外観で判別可能外観で判別可能
変更理由VCCI/EMI対策とする資料あり。
ただし公式資料未確認

違いの詳細

本体前面のFFマーク

FFマークがない前期型ファミコン本体前面のアルミ銘板
▲前期型ファミコンは、本体前面アルミ銘板にFFマークが無い。
FFマークがある後期型ファミコン本体前面のアルミ銘板
▲FFマークがあるのが後期。

外見からわかりやすいのは、本体前面のアルミ銘板の「FF」マーク。
FFなし=前期、 FFあり=後期 となっています。

カセット差込口

カセットの差込口でも前期と後期の判断が出来ます。

前期型ファミコンの青いカードエッジコネクタが見えるカセット差込口
▲こちらは前期型。青色のカードエッジコネクタと言われるタイプのもの。
後期型ファミコンの金属カバー付きカセット差込口
▲こちらは後期型。カードエッジコネクタに金属のカバーが取り付けられている。

カセット差込口に金属カバーがついているのが後期型のファミコンになります。

カセットの接触不良が気になる場合は、ファミコンカートリッジの掃除について書いた記事も参考になるかもしれません。

内部のRFまわり

では、あまり見ることのないファミコンの中身はどう違うのかを見てみます。

左が前期型、右が後期型のファミコン内部基板とRFまわりの比較写真
▲左側が前期型、右側が後期型のファミコン本体の中身。

左側の前期型は、RFまわりの基板が比較的むき出しに見える構造です。
右側の後期型は、RFまわりが金属板で覆われており、外観だけでなく内部構造にも違いが確認できます。

また、後期型ではRF出力部の金属シールド追加、RF/電源基板の実装方法の変更、カセット差込口の金属シールド追加などが行われています。
ConsoleModsでは、これらの変更はVCCIなどの電磁妨害波対策に対応するための改良と説明されています。(ConsoleMods

ただし、任天堂公式の資料で確認できたわけではないため、この記事では
「後期型ではノイズ対策と見られるシールド処理が追加されている」
としておきます。

まとめ

このように、ファミコン本体の前期型・後期型は、外観だけでもかなり判別できます。
最も分かりやすいのは、本体前面のFFマークとカセット差込口の金属カバーです。

内部では、後期型にRFまわりの金属シールド処理が見られます。
この変更についてはVCCI/EMI対策とする資料がありますが、任天堂公式の資料で確認できたわけではないため、断定は避けておきます。

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