スエードに似た触感が特徴のアルカンターラ。
高級車の内装に使われていることが多いこの素材を
マイカーの内装にも適用してみようと思い立ちました。
今回はMT用シフトレバーのブーツです。
Grazio&Co.(グラージオ)製のエクセーヌブーツになります。
※2023年9月現在、すでにこの商品はウェブサイトから消えていることを確認。生産終了した可能性があります。
内容物
購入先から送られてきた箱を開けると、以下の物が入っていました。
- シフトレバー用ブーツ
- 取説
今回使った工具
主に内装の付け外しのための工具が必要になります。
以下は、私が今回使った工具の例です。
必ずしもこの例の通りである必要はないし、これが正解という事でもありませんので参考まで。
- プラスドライバー
シフトベゼルからブーツを外すときに使います。
今回は手元にあったVESSELの2番のボールドライバーを使いました。
- 内装外し工具
シフトベゼルを取り外す際に使います。
本来なら、ヘラのような形をした内装外し工具を使うと
楽でいいんですが、手元になかったので
今回は写真のようなクリップ外し工具で代用しました。
取付要領
全体を通して特に難しいことはなかったです。
元あったものを外して新たな部品に付け替えるだけ。
とはいえ、内装に傷をつけたり
嵌め込みのツメを折ったりしたく無いんであれば
事前調査はちゃんとしておくべきなのは
言わずもがなかなと思います。
- シフトノブを外す
- ノブを回す
半時計周りに、ぐるぐると…
- パカッと取れる
- ノブを回す
- シフトベゼルを外す
- 内装外し工具を挿し込む
内装とベゼルの間を狙って挿し込んでいきます
マスキングテープなどで工具の先端を覆っておくと
内装に傷をつける事が防止出来るのでモアベターかも
- ベゼルを持ち上げる
テコの要領で、グッと浮きあげるように持ち上げます
一か所だけでなく、少しずつ場所を変えてやると
徐々に全体が外れてきます
こんな感じに外れてきます
- ブーツをノブ部から引き抜く
ブーツをそのまま真上へ引き抜きます
このとき、リバース(後退)ギア用のリングに
グリスが塗られているので
ブーツを汚さないように注意しましょう
- VSC用スイッチのコネクタを外す
写真の真ん中にあるロックを押し下げながら
引き抜きます。
- 内装外し工具を挿し込む
- シフトベゼルから純正シフトブーツを取り外す
このねじは
ブーツを取り換えた後にまた付けるので
無くさないように注意しましょう
↑取り外した状態
- 純正ブーツを、エクセーヌブーツに付け替える
樹脂製の枠からブーツを外します。
↑この枠には写真のようなL字型のツメがあり…
↑ブーツにはL字型のツメを
引っ掛ける為の
切れ込みがあるので
ここへツメを引っ掛けるように
取り付けていきます
- 組み戻す
- ブーツをシフトベゼルに組み付ける
樹脂枠は取り付け向きがありました。
正しければすんなり取り付くはず。
合わない場合は無理やりやらず向きを確認を。
取り付けた後に
先ほど外したネジ4本を取り付けて固定する。
↑ベゼルまで取りついた状態。
- コネクタをつける
- シフトレバーにブーツを通す
リバース(後退)ギア用のリングの下へ
ブーツの端を合わせて、ベゼルを元に戻す
- シフトノブを組み付ける
- ブーツをシフトベゼルに組み付ける
- 完成
コメント